
MOCOPLAは、子どもたちが楽しみながらさまざまなことを学べるよう、夏休みならではの特別イベントを行っています。
今回は、夏休みに実施した「豆腐作り体験」の様子をご紹介します。
豆腐は、普段の食卓でもよく目にする身近な食べ物です。
しかし、「豆腐は何からできているの?」「どうして液体の豆乳が豆腐になるの?」と聞かれると、意外と答えるのは難しいもの。
今回の豆腐作りでは、ただ豆腐を作って食べるだけではありません。
子どもたちが身近な食べ物に疑問を持ち、自分なりに考え、実際に試してみることを大切にしました。
豆腐はどうやってつくられるの?身近な「なぜ?」から楽しく学ぶ食べ物の仕組み
豆腐は何からできている?身近な食べ物への「なぜ?」から学びが始まりました
豆腐作りを始める前に、先生から子どもたちへ質問しました。
「豆腐って、何からできているか知ってる?」
すると、子どもたちは「うーん……」と考えます。
普段から食べている豆腐ですが、何からできているのか、すぐには答えが出てきません。
そこで、大豆をやわらかくしてすりつぶし、液体にしたものが豆乳であり、そこから豆腐が作られることを説明しました。
すると、
「やわらかい豆腐が豆からできていたんだ!」
と、驚いた様子の子どもたち。
さらに、大豆からできる食品には、豆腐だけでなく、みそ、しょうゆ、納豆、きな粉など、私たちが普段食べているものがたくさんあります。
「これも大豆からできているの?」
と、身近な食品とのつながりに興味を持つ子もいました。
いつも食べているものの原料を知ることで、何気ない食事も新しい発見のきっかけになります。
「豆乳はどうやって固まる?」子どもたちが自分で予想して考えました
豆腐の原料について学んだ後、次の質問です。
「液体の豆乳は、どうやって固まると思う?」
すると、
「冷凍庫に入れて固めてると思う!」
「何かを混ぜているんじゃない?」
など、さまざまな答えが出てきました。
「液体を固める」と聞いて、氷やゼリーなどを思い浮かべたようです。
ここですぐに正解を伝えるのではなく、
「どうしてそう思ったの?」
と理由も聞きながら、みんなで考えました。
大切なのは、最初から正しい答えを出すことだけではありません。
「自分はこう思う」と考えたことを言葉にして、友だちの意見を聞く。
そんなやり取りを通して、子どもたちはさまざまな考え方に触れていきます。
大豆から豆腐ができる仕組みを知り、身近な科学に触れました
では、実際に豆乳を豆腐にするにはどうすればよいのでしょうか。
豆乳に「にがり」を加えて温めることで、豆乳が固まり、豆腐になります。
これを知った子どもたちは、
「温めても固まるんだ!」
「不思議!」
とびっくり。
「固める=冷やす」というイメージを持っていた子どもたちにとって、温めることで固まるという仕組みは意外な発見だったようです。
そこで、ほかにも液体が固まる食べ物について考えてみました。
氷は温度を下げることで固まり、ゼリーはゼラチンなどを使って冷やすことで固まります。
同じ「液体から固体になる」という変化でも、方法は一つではありません。
身近な食べ物を比べることで、子どもたちは楽しみながら科学の不思議に触れました。
いよいよ豆腐作り!材料を測り、にがりの役割を確かめました
仕組みがわかったところで、いよいよ豆腐作りに挑戦です!
まずは、豆乳を計量カップで測ります。
こぼさないように慎重に計量し、マグカップへ移していきました。
そして、豆乳を固めるために欠かせないのが「にがり」です。
「にがりは本当に苦い?」実際に味見してみました
「にがり」という名前を聞いて、
「本当に苦いのかな?」
と気になった子どもたち。
そこで、一滴だけ実際に味を確かめてみることにしました。
ところが、一滴なめただけで思わず顔をしかめるほどの苦さ!
「苦い!」
「これが本当に豆腐に入っているの?」
と、子どもたちは大騒ぎです。
普段食べている豆腐からは想像できない「にがり」の味に、みんなびっくりしていました。
実際に味わってみたからこそ、「にがりってこんな味なんだ」という新しい発見につながりました。
「苦い豆腐になったら嫌だ」から、にがりの量を考えました
いよいよ豆乳ににがりを加えます。
すると、
「にがい豆腐になったら嫌だな」
という声が。
そこで、レシピの量を確認しながら、少し控えめに入れてみることにしました。
ただレシピ通りに作るのではなく、実際に味を確かめた経験をもとに、「どうしたらいいだろう?」と考えたのです。
最後によく混ぜて、電子レンジで加熱します。
果たして、ちゃんと豆腐になるのでしょうか?
「ちゃんと豆腐になるかな?」予想して試す時間も大切な学びです
加熱が終わるまで、
「固まってるかな?」
「ちゃんと豆腐になってるかな?」
と、完成を楽しみに待つ子どもたち。
自分たちで考えてにがりの量を調整したからこそ、結果が気になります。
「にがりを少なくしても固まるのかな?」
と、実験の結果を見守りました。
このように、
「こうしたらどうなるだろう?」
と予想して、実際に試してみる。
そして、結果を見て、「思った通りだった」「ちょっと違った」と振り返る。
こうした経験は、子どもたちが自分で考えるきっかけになります。
自分たちで作った豆腐を実食!「おいしい!」という喜びにつながりました
そして、いよいよ完成です!
にがりの量はレシピより少し控えめでしたが、豆乳はしっかりと固まりました。
ぷるぷるとした、おいしそうな豆腐の完成です。
完成した豆腐を見て、子どもたちもうれしそうな表情を見せていました。
そして、一口食べてみると、
「お家で食べる豆腐とはまた違っておいしい!」
という、うれしそうな声も。
自分たちで材料を測り、にがりの味を確かめ、量を考えて作った豆腐です。
だからこそ、いつもの豆腐とは少し違う、特別なおいしさを感じられたのかもしれません。
「自分で作ってみたら、こんなものができた!」
という喜びも、体験活動ならではの魅力です。
豆腐作りを通して、大豆・食べ物・科学への興味が広がりました
豆腐をおいしく食べた後は、今日の活動を振り返りました。
「豆腐は何からできていた?」
「どうして豆乳が豆腐になった?」
「にがりにはどんな役割があった?」
と、一つひとつ確認していきます。
作る前には「豆乳はどうやって固まるんだろう?」と考えていた子どもたちも、実際に自分たちで作った後なら、答えをより身近に感じられます。
さらに、大豆からできる食品についても振り返り、普段食べているものと大豆とのつながりにも目を向けました。
「知識として聞く」だけではなく、「実際にやってみる」ことで、学んだことが自分の経験として残っていきます。
MOCOPLAが大切にする「楽しみながら学ぶ」体験型の教育
今回の豆腐作りは、食育だけを目的とした活動ではありません。
「豆腐って何からできているの?」
という疑問から始まり、
「豆乳はどうやって固まるの?」
「にがりはどのくらい入れる?」
と、子どもたちは一つひとつ考えながら体験しました。
MOCOPLAでは、子どもたちに答えを一方的に教えるのではなく、「どうしてだろう?」「やってみたい」という気持ちを大切にしています。
実際に見て、触れて、味わって、考えてみる。
そんな体験を通して、楽しみながら学ぶことができます。
また、子どもによって興味を持つことや考え方は異なります。
だからこそ、MOCOPLAでは一人ひとりの発想や「やってみたい」という気持ちを尊重し、それぞれの学びにつなげています。
食育だけではない!MOCOPLAではさまざまな体験を学びにつなげています
MOCOPLAでは、食育に限らず、科学、工作、実験など、さまざまな体験活動を行っています。
大切にしているのは、子どもたちが「楽しい!」と思えることを入り口にすることです。
楽しみながら体験する中で、
「どうして?」
「もっと知りたい!」
「次はこうしてみたい!」
という気持ちが生まれます。
その小さな疑問や好奇心を、次の学びへつなげていきます。
まとめ|豆腐作りを通して広がった「考える・試す・発見する」学び
今回の「豆腐作り体験」では、豆腐が大豆からできていることや、豆乳ににがりを加えて固める仕組みを学びました。
さらに、子どもたちは実際に材料を測り、にがりの味を確かめ、量を考えながら豆腐作りに挑戦しました。
「豆腐って何からできているの?」
という小さな疑問から始まった体験は、大豆や食べ物、そして科学への興味へと広がっていきました。
MOCOPLAではこれからも、子どもたちの
「どうして?」
「知りたい!」
「やってみたい!」
という気持ちを大切に、楽しみながら学べるさまざまな体験を提供していきます。
