
本日は、子どもたちが毎回楽しみにしている「アクティビティの時間」についてご紹介します。
当施設では、レッスン終了後にアクティビティの時間を設けています。
一見すると「自由遊び」のように見えるかもしれません。しかし私たちは、この時間を単なる“遊ぶ時間”とは考えていません。
子どもたちが自分で考え、仲間と関わり、失敗しながら成長していく――。
実は、そのような力こそ、これからの時代を生きていく上で非常に大切だと考えています。
勉強の知識や技術だけではなく、
- 自分の考えを相手に伝える力
- 相手の気持ちを受け止める力
- 困った時に協力できる力
- 上手くいかなくても挑戦を続ける力
- 仲間と一緒に何かを作り上げる力
こうした「非認知能力」と呼ばれる力は、将来の学力や社会性、人間関係にも大きく関わると言われています。
だからこそ私たちは、アクティビティの時間をとても大切にしています。
“すぐに大人が答えを出さない”ことを大切にしています
アクティビティの中では、子どもたち同士で協力したり、話し合ったり、時にはぶつかり合う場面もあります。
その際、スタッフは必要以上に介入しません。
もちろん、安全面や大きなトラブルには対応します。
しかし、「どうすればいいと思う?」「みんなはどうしたい?」と、まずは子どもたち自身に考えてもらうことを大切にしています。
今の子どもたちは、大人が先回りして環境を整えてもらうことが多く、意見がぶつかった時に「どう折り合いをつけるか」を経験する機会が減っているとも言われています。
だからこそ私たちは、
- 自分の意見を言う
- 相手の話を聞く
- 譲り合う
- 妥協点を探す
- 自分たちで解決する
こうした経験を、日々の活動の中で積み重ねてほしいと考えています。
みんなで挑戦した「Lon-Bi(ロンビー)の巨大テント作り」

この日は、「Lon-Bi(ロンビー)」というおもちゃを使って、大きなテント作りに挑戦しました。
Lon-Biは、チューブとコネクターを組み合わせて自由に形を作ることができる創作玩具です。
見本にはボールや傘など比較的簡単な作品が載っていますが、この日子どもたちが挑戦したのは、なんと“自分たちが入れる巨大テント”。
最初は、「ぼくはこれ作る!」「私はこっち!」と、それぞれが別々に作業を始めていました。
しかしLon-Biは、しっかり接続されていないとすぐに崩れてしまいます。
何度も崩れ、思うように形にならず、
「もう飽きた…」
「難しい…」
そんな声も聞こえてきました。
ですが、ある子の「ここ手伝ってほしい!」という一言をきっかけに、少しずつ空気が変わっていきます。
「一緒に作る」ことで生まれる成長
一か所に集まり始めると、
「そこ持ってて!」
「そこズレてるよ!」
「ここをもっと大きくしたい!」
「こうしたら強くなりそう!」
と、自然と会話が増えていきました。
さらに、
- チューブを組み立てる役
- テント本体につなげる役
と、自分たちで役割分担まで始まりました。
途中で部品が足りなくなると、
「ここ外しても大丈夫じゃない?」
「いや、ここは必要だと思う」
と、真剣に話し合う姿も見られました。
窓を作るために壁を減らしたり、高さを調整したり、強度を保ちながら部品を節約する工夫まで生まれていました。
これは、大人が教えたわけではありません。
子どもたち自身が、「どうすれば上手くいくか」を考え続けた結果です。

“失敗できる環境”が、子どもを大きく育てる
私たちは、子どもたちに「失敗しないこと」を求めていません。
むしろ、
- 思い通りにいかない
- 途中で崩れる
- 意見がぶつかる
- 試してみる
- またやり直す
そんな経験こそが大切だと考えています。
大人が最初から正解を与えてしまえば、早く完成するかもしれません。でも、それでは「自分たちで乗り越えた経験」は残りません。
だからこそ私たちは、“うまくいかない時間”も大切にしています。
完成したのは、「テント」だけではありません
試行錯誤を重ねた結果、子どもたちはすべての部品を使い切り、自分たちだけの巨大テントを完成させました。
完成したテントは、子どもたちの身長を超えるほど大きく、揺らしても倒れないほど丈夫なものになっていました。
しかし、私たちが本当に嬉しかったのは、テントの完成だけではありません。
最初はバラバラだった子どもたちが、
- 仲間に声をかけること
- 助けを求めること
- 相手の考えを受け入れること
- 自分の考えを伝えること
- 一緒に達成感を味わうこと
を自然に経験できていたことです。
これは、机に向かう勉強だけではなかなか身につかない、大切な学びだと感じています。
子どもたちの「生きる力」を育てる場所でありたい
私たちは、ただお預かりをするだけの場所ではなく、子どもたちが安心して挑戦し、失敗し、成長できる場所でありたいと思っています。
「勉強ができる」だけではなく、
- 人と関われる力
- 自分で考える力
- やり抜く力
- 仲間と協力する力
そうした“生きる力”を育てていくことを大切にしています。
子どもたちが将来、
「自分で考えて行動できる人」
になれるように。
これからも、楽しく学びながら成長できる時間を大切にしていきたいと思います。
MOCOPLA(モコプラ)八幡山教室とは?
キッズクラブ(学童クラブ)を主体とし、放課後の預かりをしながらレッスン(習い事教室)やスタディ(学習塾)に取り組める場所です。
預かりではなく、レッスン・スタディのみでも通っていただけます。
