1,000円の予算で何ができる?限られた条件から広がる子どもたちのアイデア

子どもたちが水鉄砲で遊んでいる様子

本日は、アクティビティの様子をご紹介します。

この日はレッスンが休校日だったため、いつもより長い時間、子どもたちと一緒に活動することができました。

MOCOPLAでは、普段からアクティビティの時間に「今日は何をしたい?」と子どもたちに問いかけています。

「今日はカードゲームがしたい!」

「工作をしよう!」

「前にやった遊びをもう一回やりたい!」

子どもたちから出てくるアイデアをもとに、みんなで相談しながら、その日の活動を決めていきます。

自分がやりたいことを考えること。

友達の意見を聞くこと。

みんなで相談して、一緒に楽しめる方法を見つけること。

こうした経験も、MOCOPLAが大切にしている「楽しみながら学ぶ」時間の一つです。

今回は、そんな普段のアクティビティに、いつもとは少し違う条件を加えてみました。

それが、「1,000円」という予算です。

目次

「1,000円を使って、みんなで何をしたい?」から始まった活動

今回、子どもたちに渡したのは1,000円。

そしてスタッフから、こんな問いかけをしました。

「この1,000円を使って、みんなで何をしたい?」

いつもの「何をしたい?」とは、少し違います。

今回は、

「1,000円で何ができる?」

「何を買ったら楽しそう?」

「みんなで楽しむためには、どうしたらいい?」

と、限られた予算の中で「やりたいこと」を実現する方法を考えてもらいました。

子どもたちからは、すぐにたくさんのアイデアが出てきました。

一方で、やりたいことが次々と思い浮かぶ子もいれば、みんなの意見をじっくり聞きながら考える子もいます。

子どもによって、考え方も、意見の伝え方もさまざまです。

MOCOPLAでは、そうした一人ひとりの違いを大切にしながら、子どもたち自身が考える時間をつくっています。

「やったことのないことをやりたい」という気持ちが活動の出発点になりました

話し合いを始めると、子どもたちから共通して出てきたのが、

「やったことのないことをやりたい!」

という気持ちでした。

MOCOPLAでは、普段から「やってみること」「挑戦してみること」を大切にしています。

最初から「できるかどうか」を考えるのではなく、

「ちょっとやってみよう」

「やったことがないからやってみたい」

という気持ちを大切にしています。

今回、子どもたち自身から「新しいことをやってみたい」という言葉が出てきたことは、スタッフにとってもうれしい出来事でした。

子どもたちの「やってみたい」は、活動をつくる大切な原動力になります。

いつでもできる遊びではなく、1,000円だからこそできることを考えました

最初に出てきたアイデアの一つは、

「銃や剣を作りたい!」

というものでした。

子どもたちらしい、楽しそうなアイデアです。

ところが、ここで一つの気づきがありました。

銃や剣を作るために必要な材料は、実はすでにMOCOPLAにあります。

そこで、

「それなら、1,000円を使わなくてもできるよね」

という話になりました。

すると、子どもたちから、

「せっかく今日だけ1,000円を使えるんだから、もっと特別なことをしたい!」

という意見が出てきました。

ここから、話し合いの視点が変わっていきます。

最初は「何をしたい?」だったものが、

「1,000円を使うなら、何をしたらもっと楽しくなる?」

へと変わっていったのです。

1,000円は、小学生にとって決して小さな金額ではありません。

しかし、みんなで使うとなると、何でも自由に買えるわけではありません。

そこで、子どもたちの会話にも変化が見られました。

「これを買ったら、残りはいくら?」

「それを買ったら、ほかのものが買えなくなるよ」

「100円ショップなら安く買えるかも!」

やりたいことと予算を行ったり来たりしながら、子どもたちは考えていきます。

こうした経験は、子どもがお金について考えるきっかけにもなります。

単に「お金を使う」のではなく、

「限られたお金で何を選ぶのか」

「何を優先するのか」

を考えるからです。

小学生のお金教育というと、お小遣いの管理や貯金などをイメージする方も多いかもしれません。

もちろん、それらも大切な学びです。

一方で、今回のように実際に「使える金額」という条件の中で、自分たちの希望をどう実現するのかを考えることも、お金との付き合い方を学ぶ一つの体験になります。

アイデアを組み合わせて、みんなで楽しめる遊びを考えました

話し合いが進む中で、ある子からこんなアイデアが出ました。

「もうすぐ夏が終わるから、夏っぽいことをしたい!」

そこから、

「水鉄砲は?」

「それなら銃でも遊べる!」

「100円ショップにも売っていそう!」

と、話がどんどん具体的になっていきました。

最初に出ていた「銃で遊びたい」という意見と、「夏らしいことをしたい」という意見。

一見すると、別々のアイデアに見えます。

しかし、子どもたちはそれぞれの意見を組み合わせながら、みんなが楽しめそうな活動を考えていきました。

一人のアイデアをそのまま採用するのではなく、友達の意見を聞きながら、新しいアイデアにつなげていく。

そこには、MOCOPLAのアクティビティで大切にしている、「自分のやりたいことを表現する力」と「人の意見を聞いて考える力」が表れていました。

「濡れるのは嫌」という意見から、みんなでルールを考えました

そして、もう一つ大切な場面がありました。

水鉄砲で遊ぶことが決まりそうになったとき、ある子が、

「楽しそうだけど、濡れるのは嫌だな」

と意見を出しました。

みんなで楽しむためには、自分たちが「やりたい」と思うことを決めるだけでは十分ではありません。

「どうしたらみんなが楽しめる?」

「嫌な思いをする人がいないようにするには?」

そんなことも考える必要があります。

子どもたちは話し合い、

「じゃあ、人に向けて撃たないようにしよう!」

というルールを自分たちで決めました。

そして、公園に移動してからは、地面に水鉄砲で絵を描いたり、葉っぱを的に見立てたりしながら、工夫して遊んでいました

自分の「やりたい」を大切にしながら、友達の気持ちにも目を向ける。

そして、みんなが納得できる方法を考える。

今回の活動では、そんな子どもたちの姿を見ることができました。

子どもたちが水鉄砲で地面に絵を描く様子

1,000円という「条件」が、子どもたちの考える力を広げました

今回の活動のねらいは、「自分たちで遊びを決めること」だけではありません。

MOCOPLAでは、普段から子どもたち自身がアクティビティを考えることを大切にしています。

そこに今回は、「1,000円という限られた予算」を加えました。

すると、子どもたちは普段とは少し違う視点から考え始めました。

「何をしたい?」

だけではありません。

「限られたお金で、どうやったら実現できる?」

「何を優先したらいい?」

「みんなの意見をどう組み合わせよう?」

「みんなが気持ちよく楽しむにはどうしたらいい?」

さまざまな問いが生まれました。

何かをするとき、いつでも自分の思い通りにできるとは限りません。

時間やお金、場所など、さまざまな条件があります。

そんなときに、

「できないからやめよう」

で終わるのではなく、

「じゃあ、どうしたらできる?」

と考えてみる。

その経験が、子どもたちの発想を広げていきます。

実際に遊ぶときには「人に向けて撃たない」というルールを自分たちで決め、地面に絵を描いたり、葉っぱを的に見立てたりと、遊び方も工夫していました。

今回の活動で経験したのは、お金の使い方だけではありません。

自分の意見を伝えること、友達の意見を聞くこと、条件の中で工夫すること、みんなが楽しめる方法を考えること。

一つの遊びを決めるまでの過程に、たくさんの「考える」経験が詰まっていました。

MOCOPLAでは「楽しみながら学ぶ」体験を大切にしています

MOCOPLAでは、子どもたちの「やってみたい」という気持ちを、日々の活動の出発点として大切にしています。

すぐに答えを教えるのではなく、「どうしたらできる?」と一緒に考える。

子どもたちが自分で考え、工夫し、実際にやってみる中で、新しい発見や学びが生まれると考えているからです。

今回のように、時にはあえて条件を加えることで、普段とは違った考え方やアイデアが生まれることもあります。

子ども一人ひとり、興味のあることや得意なこと、考えるペースは違います。

だからこそMOCOPLAでは、それぞれの「やってみたい」を大切にしながら、一人ひとりに合わせた学びの機会をつくっています。

これからも、楽しむことを入り口に、「やってみたい」を「どうしたらできる?」につなげる活動を通して、子どもたちが自分で考え、挑戦する経験を大切にしていきます。


MOCOPLA(モコプラ)では、放課後を最大限学びの時間にするべく、キッズクラブ(学童保育)、レッスン(習い事)、スタディ(学習塾)の総合教育を行っています。

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